過去最高の業績で迎えたOSG合同賀詞交歓会。

オーエスジー株式会社

オーエスジー株式会社

勢いよく鏡開き(左)と合同賀詞会で挨拶する石川社長(右)

 

  •  前期決算で過去最高の業績を達成したオーエスジーの全国合同賀詞交歓会が1月15日、OSGアカデミー内で開催された。
  •  冒頭、石川社長は信頼を未来へ繋いでいく「OSG4・0」構想について触れた後「好景気が持続するなか、当社も堅調に推移し、前期の売り上げで1313億円、営業利益が225億円、経常利益は225億円、最終利益では147億円と、過去最高を記録した」との業績に触れつつ「OSG4・0の眼目でもあるが、受注から供給に至るまでの一貫体制を確立し、お客様にご迷惑をおかけすることのないよう、総力を挙げて取り組んでいきたい」との決意を語った。
  •  今後の活動では、自動車産業、特にEV化時代の先取りほか、医療や電機・電子関連分野へも、留意していく方針だ。
  •  卸売代行店を代表して挨拶に立った山善の長尾社長は「(オーエスジーさんには)新製品の投入に期待したい。生産財業界はこれまでのようにいかないと思う。当面はチャイナリスクが指摘できるが、この逆流に飲み込まれないためにも、次の一手を打っていく段階にある」と述べた。
  •  また、山下機械の山下会長は中締めで「メーカーには供給責任があり、我々には販売責任がある。オーエスジーさんと長らく取引させて頂いていることを誇りに思う一方、標準品の納期の長期化を危惧している。存在理由のある企業は生き残ると思う。オーエスジーに付いていけば、存在理由はある」と結んだ。
  •  最後の挨拶で大沢伸朗専務は「2019年度の営業方針は、お客様ファースト(顧客第一)、フロント・ファースト(現場第一)、ファースト・コール・カンパニー(真っ先に声をかけて頂ける会社)を掲げる。『この指に止まっていただける』1年にしていきたい」と今年度の営業活動を見据えた。
  •  今期は売上高1370億円、営業利益が240億円、純利益で153億円を目指す。

 

大沢専務

大沢専務