新製品の小型立旋盤の新製品「RT‐915」を出展。播磨テクニカルセンター完成し12月から稼働へ

株式会社オーエム製作所

株式会社オーエム製作所

播磨テクニカルセンターの外観(撮影:株式会社写真通信)

 

  •  産業機械分野からバブル期の力強い更新需要が発生し、従来、数%のシェアから10%へと伸長、全体を押し上げている‐と語るのはオーエム製作所の水田営業本部長だ。
  •  「昨年度後半以降、航空機、航空機素材分野からの旺盛な需要を背景に、回復基調が顕著となり、その後、建機、そして産業機械分野からの底堅いリピートによって、右肩上がりを確実なものにしてくれている」。
  •  エリアで括れば、昨年度は「東高西低」、今年度に入ってからは「大型機の本命とも言える西日本地域」が息を吹き返し「西高東低」で推移しており、業種別では現状で航空機25%、航空機関連素材16%、産業機械10%、鉄道機械12%・・・の構成。
  •  「補助金や、大手では一括償却による営業数字の伸びが大きいが、ベースにあるのはバブル時代に納入した機械の更新需要。結果的に上期の受注状況は、国内が90%以上を占めるまでになっている」。
  •  海外では、米国の航空機需要に期待しており、中国では、射出成型機や建機に加え、風力、鉄道等をターゲットに据え、攻めていく構えだが「海外での競争の場合、ブランド力を高めていくことが益々、重要になってきており『安心を買っていただく』戦略の構築は避けられない」段階にある。
  •  目前に迫ったJIMTОFでは、これまでに培った立旋盤の剛性面での集大成、および同社がリリースする小型立旋盤の市場投入に向け、披露していく場に設定。
  •  「昨年11月の内覧会に出展したミーリング機能付きのターニングセンタ『VT7‐1600Mi』と中大型機並みの剛性を確保しながらも価格を考慮し、普及を狙う新製品『RT‐915』をじっくりとご覧頂きたいと思っている」。
  •  VT‐1600Miは、従来比Z軸の早送り速度で12000mm/minと20%アップ、位置決め精度で±0・0035mmと精緻さでは2倍。業界初の異出力タンデム駆動により、最大回転力34973N・mの能力を備えている。
  •  また、最大切削力35000N、コンタリング加工の真円度16ミクロンをそれぞれ達成している。  「新製品のRT‐915は、内径加工が魅力とも言える立旋盤の特長を十二分に堪能できるよう配慮している。詳細は、会場で説明させて頂く」そうだ。
  •  トピックスになるが、オーエム製作所の受注の2割~3割を占めると言われる播磨地方に、このほど「播磨テクニカルセンター」が完成した。
  •  「需要がさらに高まってくる中、デモ機を常設し、ワークの試削りや加工相談など、顧客の『困りごと』に対処していきたい。12月からの稼働を予定している」。

 

水田営業本部長

水田営業本部長