西部タンガロイ会特約店会総会開催。タンガロイは2年連続2桁増達成。今年の国内は10%アップ目指す

株式会社タンガロイ

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成果を収めた特約店代表を次々と表彰

 

  •  西部タンガロイ特約店会の冒頭で、阪本正孝会長は「その低さが指摘されるが、日本全体の技術の低下があるのでは?材料の開発・発明は別としても、完成品の凋落が目立っている。機械や工具で生産性をアップさせていく情報の交換、提供を通じ、力を合わせていきたい」と日本の生産性向上に向け、熱く語った。
  •  特約店表彰では、対前年比で売り上げが最大となり、最優秀賞に選ばれたミツヤ産業の屋敷社長から「新製品の技術提供を頂いていることが(販売での)武器になっているほか、納期に関しても、しっかりと順守することができ、信頼関係強化に繋がっている」との、売り上げ拡大のポイントに、メーカーのスタンスを感じた。
  •  メーカー方針で木下聡社長は、2018年総括として「国内9%、海外12%で、トータル11%増を記録。連続して2桁成長を達成でき、利益面でも、2年続けてのレコードとなった。製品別では金型関連工具が増え、インターモールド(大阪、名古屋)への出展を再始動させ、ツーリングのソフト、ハード面の提供も昨年から開始した」と語った。新製品リリースは47件に及び、過去最高となったことも付記したい。
  •  2019年については「4月11日時点で、すでに対前年比7、8%アップしているが、国内は10%増を掲げてスタートした。特に西部は絶好調で推移している。今年の新製品リリース数は35件を計画。方針として『価格競争に入らない』『付加価値で勝負』を掲げた。自動車産業ばかりか、新しい産業、幅広い産業へと関わっていく」と士気を高めた。
  •  「火の弾プロモーション」は7月1日から始動させ、9月末まで展開していく。
  •  ユーザーサポートの充実、4人体制を敷くツーリング提案の深化、テスト加工設備の活用・・・国内シェア№1を目指す「ツール」は多様だ。