イスカルジャパンが今年12月にファーストクラスディーラー会開催予定

イスカルジャパン株式会社

イスカルジャパン株式会社

岡田代表

イスカルディーラー総会2022がオンライン形式で開催された。
 岡田代表は「予想のつかない混迷の時代であるが、国内マーケットへの最新工具や、安定したサプライチェーンの供給だけではなく、各種サービスやグローバル市場から得た知見、情報データの活用による総合的な顧客評価をいかに高めるかが重要」と訴え、「2021年、イスカルジャパンはイスカルグローバル内で販売実績5位であった」との成果を発表した。
 2022年については、過去最高を記録した2018年を超える売上を目指す。
 販売製品構成では突切り・溝入れ39%、ミーリング32%、ドリル21%、旋削7%となっており、うち新製品が2%、注力製品が52%、従来製品が46%を占める。特殊品の実績では「2018年の6%から2021年は9・2%へと増加。ヒアリングを重ねながらの加工提案が奏功している」と岡田代表は強調する。
 2021年の国内シェアは「6・5%」であり、「まだまだ、国内においてはチャレンジャーの立場。今後も、このスタンスで取り組んでいく」と述べた。
 また、流通戦略部から「FCD(ファーストクラスディーラー)」総会発足の案内があり、今年12月に開催予定である。FCD会員は、一定の条件をクリアした販売店が対象であるが、数に制限はなく、門戸の開かれた会である。ユーザーへのソリューション(生産性向上)を訴求しつつ、流通代理店や販売店との良好な関係性を維持、強化する、いわば『ハイブリッド戦略』を推進していく。