電極加工ユーザー、首都圏ユーザーを深耕—インターモールドでも新三協工具知名度アップ図るフジBC技研

フジBC技研株式会社

フジBC技研株式会社

カタログを手にする倉本さん

 

  •  昨年はインターモールド大阪と名古屋、そしてJIMTОFに出展し、新三協工具の知名度アップに邁進してきたフジBC技研。
  •  西日本エリアで営業を担当する倉本さんは「ダイヤモンドコーティングのエンドミルの評判が良い。豊富な品揃え、価格、納期・・・トータルな訴求力で『勝率』8割を獲得するアイテムに成長している。ブランド力が不十分なせいで渋る人もいるが、使っていただくと寿命が伸び、競争力がある、との評価も頂くようになってきた」と地道な販売努力を語る。
  •  今年1月からは販売店とともにダイキャスト金型ユーザーの開拓を推し進める一方、FRP加工ユーザーへのサンプル出荷を通じて、受注に結び付けるアプローチを強化してきている。
  •  インターモールド東京では、テーパーボールエンドミルを参考出展すると言う。
  •  「5軸加工機が普及するなか、低切込・高速回転と組み合わせて、成果を出して頂ければとの思いがある。特に『削り残し』一掃に貢献していきたい」。
  •  溶着性を少なくしていくことも、エンドミル市場のニーズになる、と付け加える。
  •  「また、グラファイト電極加工ユーザーとの接点を増やしていく場と捉えつつ、総じて関東圏の深耕を図っていきたい」。
  •  エンドミル市場で5%のシェアを取る‐そのための戦略をどのように練り上げていくか。今後の展開に着目していきたい。