大型ブリスク対応の「Vertex100X」、初の出展となる、ねじ研削盤も‐三井精機工業

三井精機工業株式会社

 

  •  JIMTОF初公開となる、ねじ研削盤含め、三井精機工業は3機種を出展、提案していくことになる。  まずは、航空機関連のブリスク加工ニーズに対応した「Vertex100X」。
  •  広報担当者は「従来は横形のHU80A‐5Xで対応していた『大型需要』への提案。機械幅3メートル、奥行き4・3メートルのコンパクトなボディーサイズながら、最大でΦ1250ミリ、高さ850ミリのワークが積載可能だ。回転軸にDDモータを採用し、直線からコーナーRに移行するような加減速に配慮すべき点での優位さがある」と説明する一方「航空機のブリスクだけではない、汎用性の高さも魅力」と訴える。  ブースでは、風力発電用を想定した大型のギアの加工デモを実施していく計画だ。  次は、ジグ研削盤で実績を上げてきている「J350G」を紹介したい。
  •  「砥石切り込みの最大ストロークを50ミリまでと、長くしたことにより、多様な径の穴への連続加工が可能となる。今回、ATC(砥石自動交換装置)を装着したことで穴径に最適な砥石交換ができ、ストロークを有効に活かせる」。
  •  自動計測補正装置と組み合わせれば、熟練作業者にしかできなかった高精度研削作業の自動化が実現できるメリットも大きいだろう。

 

  •  そしてJIMTОF初公開となる、ねじ研削盤では「GSH200A」の登場となる。
  •  「顧客の8割がボールねじメーカーで占める。他に量産としては自動車のステアリング関連も対象だ。機械に求められるポイントは、色々あるが、ひとつは、回転と送りとの正確な同期。特に工作機械のテーブルを送るボールねじは、特別なねじに位置付けられている」と言う。
  •  ボールねじは細くて、長い。たわんだり、曲がったりと、径が一定にならない要素が絡まってくる。  「ボールねじの径を管理することは従来非常に気を使う作業だったが、GSH200Aでは自動で径を測定し補正する装置を開発した」ことによって高精度なボールねじ加工の省人化に一歩近づいたと言えるだろう。 出展される「GSH200A」は、新たにCBN砥石の使用も可能となった。従来機の2倍にアップしたワーク主軸回転数や水溶性クーラントにも対応したことなどにより加工時間を大幅に短縮することに成功した。その他にも高精度かつ加工時間の短縮等に貢献する機能が満載だ。
  •  三井精機工業は、今期、創業90周年を迎えた。
  •  売り上げ目標は、生産金額ベースでMaxの150億円。「限りなく、この数字を追いかけていくのが営業の課題」(古川営業副本部長)となる。