日本機械工具工業会新会長に田中徹也三菱マテリアル加工事業カンパニープレジデントを選出。

日本機械工具工業

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機械工具工業会総会

  •  機械工具工業会の総会がリアルとリモートの「2択」で開催された。
  •  今回は役員の改選に当たり、石川会長(オーエスジー)が退任し、代わって田中新会長(三菱マテリアル)が選任され、それぞれ、退任と就任のあいさつが行われた。
  •  石川前会長は「WCTC世界切削工具会議は、人脈作りに活かせたし、意見交換の機会としても有意義で貴重な場となった。2022年の開催は中止となり、残念ではあるが、時折、業界団体の存在意義について考える時がある。幸いにも、2024年の日本開催を打診していて、すでに了解の返事を賜っている。在任期間中、色々とお世話になりました」と語った。
  •  また、田中新会長は「当協会が設立されて丸6年が経過。正会員が77社から84社、賛助会員が45社から57社へと拡大した」と工業会発足以降の充実ぶりに触れつつ「製造業も底を打って、回復基調を辿ってきている。サプライチェーンの変化、自動車のEV化、タングステンやコバルトのニーズの拡大、デジタル化の志向」といった環境変化の行く末に「2050年の脱炭素社会を目指していきたい」とのメッセージ送った。