小径工具需要が一段と活性化、欠品の発生も-サカイ

株式会社サカイ

株式会社サカイ

酒井勇作常務

  •  半期を折り返すタイミングの到来で、サカイを訪問し、酒井基和社長、酒井勇作常務に面談した。

 

 

  •  小径工具の需要の水準が一段と上がり、欠品が発生する事態に直面していると言う。
  •  「受注が急激に上がってきて、生産が後手に回っている影響かと思うが、納期も長くなってきた。当社の上半期、特に3月から6月にかけては、大口案件も発生させながら、上昇気流に乗ってきた感がある」。
  •  メーカーによって差はあるが、と断りつつも「中国需要に釣られて、国内景気の回復が進んでいることも実感している。業界全体としてもコロナ前の水準に戻りつつあるのではないか」。
  •  名古屋を中心に営業所単位で見ても、総じて数字が上がってきた。
  •  「コロナ感染者数が東京で増えており、この状況下で東京オリンピック・パラリンピックが開催される。後半の景況を占ううえで不安視する見方も当然あろうが、その一方でワクチン接種も進んでいく。生産と消費の改善を見込みたいし、数字の上でも更なる上昇を期待している」。