立花エレテック決算(連結)は当期純利益除き過去最高を記録。記念すべき創立100周年に花を添えた

株式会社立花エレテック

株式会社立花エレテック

渡邊社長

 立花エレテックの2022年3月期決算(連結)によると、売上高は前年同期比19・8%増の1934億3100万円、営業利益で同66・4%増の67億1000万円、経常利益は同68・9%の74億1200万円、親会社の株主に帰属する当期純利益で48・8%増の51億4400万円となった。
 渡邊社長は「当期純利益を除き、過去最高を記録。2021年の創立100周年の記念すべき年に花を飾った形になる。好調さの背景として、コロナ禍での落ち込みのリバウンド需要がある。多くの受注を賜り、モノを確保し、提供させて頂いたことが好業績に繋がった」と説明する。
 本紙と関連の深いFA関連は、売上高で同15・1%増の1013億8100万円、営業利益は同40・9%増の41億1300万円。うち産業機械分野では、補助金効果により、工作機械、レーザー加工機が大幅に伸長し、製造ライン向け自動化設備も堅調に推移した。
 また、渡邊社長は、6月の株主総会で代表権のある会長に就任し、後任には、布山尚伸常務執行役員東京支社長が就任する予定。