CYカーバイド訪問の嶋松社長訪問「高硬度用材種への需要が高い」

CYカーバイドジャパン株式会社

CYカーバイドジャパン株式会社

嶋松社長

  •  中国・昆山(クンサン)に本拠を置くCYカーバイドの日本法人、CYカーバイドジャパンを訪問した。
  •  嶋松社長は「昨年7月に関東営業所を開設して以降、コロナ禍にあっても、お客様の数が増えてきた。徐々にではあるが、右肩上がりを継続中。注文を頂いてから、中国本社に在庫があればエアー便で4日もあれば納品できる。在庫がなくとも、1カ月半もあれば対応できるのが現時点では強みだ」と語る。  国内の在庫数も昨年比2倍に拡充した。因みに昆山の本社工場は、年間、焼結量でおよそ1000トンに上るそうだ。
  •  「直近の、お客様からのニーズで見れば、高硬度用材種への需要が高い。なかでもエンドミル材種。中国本社に打診し、豊富にラインナップされたテストピースの中から、要望に合わせて取り寄せ、テストいただくことで、価格メリットと合わせ、評価頂けるようにしている」。
  •  特殊成形と言う、半製品の、ユーザーへの提供で差別化を図ってきたことも無視できないだろう。
  •  ジャパンは2019年7月の創業。1年も経たずに、コロナ禍による足踏み状態が余儀なくされたが、最近では訪問可能企業も増えてきている。
  •  「従来は海外企業として、参加してきたが、今年11月のJIMTОFではジャパンとして初参加させて頂くことになった。アピールの場として、最大限、活かしていきたい」。