金型分野向け新製品、G-mold拡販へ。グーリングジャパンが自動車分野以外への浸透も。

グーリングジャパン株式会社

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ババツ社長

自動車生産が安定化に向けて動き始めた。
 ババツ社長は「まだまだ、本来の姿ではないが、需要が今後、高まってくることを期待している」とする一方「ターンキープロジェクトが伸びており、年初から忙しくさせて頂いている」ほか「(お客様の)コスト削減ニーズから、工具管理システムTMシリーズの受注が増えてきた」と語る。
 自動車以外の分野を攻めていくことが現在、課題に挙がっており、そのひとつが「金型分野」となる。
 「金型加工用に最適化された超硬エンドミルシリーズとして『G-Mold』が新たに入荷した。カタログも完成し、これからアピールに努めていく」そうだ。
 利益を出していくという観点から、名古屋工場の刷新が指摘された。
 「このほど、工場長が交代し、生産プロセスの改善に着手した。ドイツ本社とも相談しながら、新しい設備を導入して効率化を図っていく段階を迎えている。お客様に安心していただき、信頼をさらに深めていくための『魅せる工場』にしていきたいと思う」。
 ババツ社長は、グーリングジャパンで活動スタートして5年半になる。
 「10年くらい在籍している感覚(笑い)。今年も営業に新入社員を迎え入れた。営業エリアを拡大させながら、売り上げ、利益ともに拡大していけるよう、今後とも努力していきたい」。