セラティジットジャパンに2人の営業新戦力。今年は設立20周年の節目に当たる

有限会社 CERATIZIT Japan

有限会社 CERATIZIT Japan

御馬舎さん(左)と新垣さん(右)

  •  セラティジット・ジャパンに待望の営業戦力として2名が加わった。
  •  御馬舎(みまや)直道さん(年齢43歳)と、新垣(あらかき)定政さん(同31歳)。
  •  御馬舎さんは、原料商社で、12年間、超硬素材向け原料やハイス鋼材を扱っていた。顧客では、ラップしていたこともあってか、セラティジット・ジャパンの名前は知っていたと言う。入社は昨年の11月1日になる。
  •  「入社動機は、メーカーであることに魅力を感じたこと。特にセラティジット・グループは欧州製と中国製という2つのタイプから成る商品群を併せ持つことに高い関心を抱いた」そうで、そのうえ「工具業界は、長くお付き合いのできる業界との思いが強かった」。
  •  「日々の仕事の中では、注文書を頂いて、在庫と照らしながら商品を手で触れてみる。そして、梱包しながら、どんな、お客さんが、どのように使うのだろうかと、イメージしたりしている」。
  •  営業センスが光る発言だろう。
  •  「超硬は、奥行きが広い。JISとかISOといった規格だけではない広がり・・・商品の存在する『背景』を把握しながら、その知識を肌で感じるようにしていきたい」。
  •  詩人?と思えるような躍動感のある言葉を御馬舎さんは、口にする。千葉県の出身だ。
  •  新垣さんは、御馬舎さんの「2カ月先輩」に当たる9月1日入社。前職は、鋳物の添加剤の販売を手がける技術営業だった。
  •  「西日本中心に鋳鉄メーカーを回っていた。添加剤によって、引張強度などがアップした鋳物ができあがると、加工する際には、刃物が負けてうまくいかない。それを回避するには・・・とは、よく考えたもの。入社の動機にも、ベースで繋がっている」。
  •  入社以来、在庫管理の仕事に従事している。商品の種類は数多く、一朝一夕には、把握できない。  「求められる超硬素材の提供に努めながら、商売の上で、お互いがメリットを出せるような関係を築いていきたい。先輩、上司が客先とどのような話をし、仕事に繋げているのか。自分がその立場になったらどのように振る舞えばいいのか、思案する毎日だ」。
  •  新垣さんは、愛知県の出身。
  •  二人の新人を迎え、馬場社長は「私がセラの超硬素材を売り始めたのは、もう三十四年も昔の話。当時、超硬は高価な素材で、欧州製のセラ製品を買ってもらうためには、優秀な日本製品と同等の品質、しかも価格が安いのが条件。お客様の中には、二割、三割安くないと魅力は無いとはっきり言う方もいて、今でも忘れられない思い出。その後、現在のセラティジット・ジャパンを立上げ、今年で二十年が過ぎようとしている。気が付けば私自身を含め、世代交代が目の前に。お客様から教えられた、我々セラの必要性をしっかりと理解し、次世代に向けて邁進出来るスタッフに育って欲しいと願う」とのコメントを寄せてくれた。