軸足は自動車、リスク分散で製缶や医療、衣料分野にも-パンチ工業のタイ国内総代理店のKANSEI。

株式会社KANSEI

株式会社KANSEI

中井副社長

 

  • パンチ工業のタイ国内総販売代理店であるばかりか、冷間鍛造金型の設計、製造、さらにメンテナンス等でも実績を積み重ねているKANSEIを訪問。中井副社長に今期の見通しと今後の展開をヒアリングした。

 

 

  •  「金型関連を中心に、顧客とともに、現場の課題解決を目指すエンジニアリングサービスを特徴としている。顧客の7割までが自動車関連で占めるが、パンチ工業が注力している製缶市場にも昨年から力を入れ始めた」と最近の動きを織り交ぜ、特徴づける。
  •  今期は月ベースの売り上げが約1億円で推移し、12月に入り、増収増益が見通せる段階に入った。
  •  中井副社長は「付加価値の高い超精密金型でタイ市場を支援してくださるパンチ工業、鏡面加工機「エアロラップ」をはじめ、多くの優れた製品を製作供給してくださる良きパートナー企業とともに連携を更に密にしながら、製缶・医療・アパレル等の新分野へ特徴ある『一品もの』ニーズを喚起していきたい」と語る。
  •  今年のタイでの自動車生産は210万台の見込みで5%成長。今後、大きな伸びは期待できないにしても、タイではまだまだ圧倒的な産業である自動車産業の動向を見極めながら、「今後、更に発展するであろう分野を探りながらKANSEIの進むべき方向を探って行く方針。全員一丸となって、日々、謙虚に勉強と努力、そして感謝をしながら地道に進んで行きます」と締めくくった。