ワルター、エワーグからそれぞれ新製品「ヘリパワー400」「プロファイルLINE」出展

ワルターエワーグジャパン株式会社

ワルターエワーグジャパン株式会社

ワルターエワーグジャパンツアー一行

 

  •  ワルターエワーグジャパンのツアー一行は14日、独・チュービンゲンにある本社を訪問、翌日には、グラインドテックに出展しているUGGブースに顔を出し、新製品のワルター製ヘリパワー400やエワーグ製プロファイルLINE等をチェック、積極的に質問を投げかけた。

 

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  • チュービンゲン本社には、日本をはじめ、韓国、タイ、台湾、シンガポールといったアジアからのユーザーが集結。組み立て中の機械ほか、設計・開発室などを見て回り、最後にショールームに足を運んだ。
  •  「新製品のヘリパワー400は、全長380mmまで対応。従来機種は、この機種に置き換えていく方針」だそうだ。
  •  日本で拡販計画が練られている「MICRO」も据えられており、世界での販売は非常に高いレベルで継続していると言う。日本の小径市場に向けて、今期から「戦端が開かれる」ことになる。
  •  UGGブースでは、エワーグの新製品「プロファイルLINE」について取材した。
  • 「ワルターとエワーグ両社の共同作品第一号となる。クランプ装置はエワーグ、軸はワルター。構造はミニパワーと同じ。何よりも強調したいのは、ツールスタジオ(ワルター)とプログラインド(エワーグ)と言うソフトが『相乗り』したインターフェースができあがったことだ」と担当者が語った。
  •  わかりやすいメリットを挙げると、刃先とボトムをひとつの工程で対応できることだろうか。
  •  「クランプの精度、自動交換の長所を活かした事例になる」そうだ。
  •  グラインドテック終了後、日本でもリリースされる計画だ。
  •  ツアー参加者では、リピーターばかりか、エンドユーザーや新規分野へのトライアルとして導入を決めた新規顧客も含まれていた。 グラインドテックジャパンにも参加予定
  •  UGGブースで、マーケティングマネージャー、フィリップ・セロ氏に顧客の反応を聞いてみた。
  •  「2年前の前回と比べ、引き合いが4倍へと急拡大。研削技術を集結させたイベントとしての認知度がさらに深まった感がある。地方の展示会が国際化したと言い換えても言いだろうか」とグラインドテックの知名度アップによる「中身の濃さ」に触れた。  来場者についても、幅広い。
  •  「自動車関連をはじめ、航空機、精密部品分野・・・リピーター、新規含め、業種・業態という面での多様性も広がっている」。
  •  中国、アメリカの展示会にも積極的に出展する。
  •  「日本市場はまだまだ潜在需要が高い。11月のJIMTОFにも力を入れていく。また、アジア全般については今後も需要の拡大は、間違いないと見る」。
  •  来年3月に計画されているグラインドテックジャパンにもUGGとして参加を前向きに検討している。

 

UGGの広報担当、フィリップマネージャー

UGGの広報担当、フィリップマネージャー

 

チュービンゲン本社のショールームを見学する一行

チュービンゲン本社のショールームを見学する一行

 

プロファイルLINE

プロファイルLINE

 

新製品ヘリパワー400の特長を説明するジャパンのスタッフ

新製品ヘリパワー400の特長を説明するジャパンのスタッフ