タイでも今年から「参考見積依頼」から「具体的見積依頼」増加。好評得ている「MAX」シリーズ‐岡本工作機械

株式会社岡本工作機械製作所

株式会社岡本工作機械製作所

山田GM

 

  •  タイメタレックスのオカモト(タイ)ブースで渡邊哲行営業本部長、山田オカモト(タイ)GM(ジェネラルマネージャー)に面談した。

 

 

  •  4月から9月までを概観した時、工作機械部門の国内実績は、受注ベースで対前年同期比50%の伸び、海外は同じく2割近いアップと言う。
  •  渡邊本部長によると「非常に好調に推移している。タイでは、内面研削盤、円筒研削盤への評価が高く、製品ではMAXシリーズが実績を積み重ねてきている。特に冷間鍛造金型などを手がける日系企業からの反応がいい」そうだ。
  •  オカモト(タイ)でも、今年、2017年に入ってからは業績が反転し、上昇を辿り、2018年はさらに市場の活性化を予想している。
  •  山田GMは「端的にその変化を述べると、昨年までは『参考見積依頼』が多かったが、今年に入ってからは『具体的見積依頼』が増えた。様子見ではなく、具体的な導入へと舵を切った感がある。タイでは特に円筒研削盤で納入実績が高い。参考までだが、タイでの鋳物生産は現在、フル生産の状況にある」。
  •  「日本では3月までの『特別償却』を想定。設備投資への期待を抱かずにはいられない。個別の関心事では、世界的に広がっているモータコアの金型の需要の発生による、金型のリグラインドをフォローしていきたい」と渡邊本部長はコメントした。