タイメタレックスで、短納期対応製品、在庫製品を明確に打ち出したTHK

THK株式会社

会社HP

赤澤社長

「タイ市場の主要な産業である自動車分野が堅調に推移し、連動して、治工具のニーズや半自動化対応、現場の更なる改善といった枠組みの中で、需要が立ち上がってきた」と言う。
　タイでの今年の自動車生産台数は２１０万台で前年比５％アップの予定となる。
　「需要の中身で付け加えるなら、装置メーカーの、大手自動車メーカーからの省力化ニーズに応じて、オファーが入るようになってきている」。
　タイでのセットメーカーの数は、まだ、少ないと言えようが、図面対応や部品の選定にタイ人自身が関わるようになってきており「タイのことはタイ人で」という傾向は、来年はさらに強まると見ている。
　ブースでは、アセアンエリアで昨年３月から導入されたＴＨＫ製品を簡単に選定から注文までシームレスに行えるＷＥＢサービス「Ｏｍｎｉ　ＴＨＫ」の活用をはじめ、タイでの在庫製品、即納製品の展示・・・といった、実践的なアピールが目立った。
　「タイで在庫している短納期を明確に出せる商材のアピールを着実に行っていくことが大切だと思う。事実、細かくヒアリングをさせて頂く中で『欠品』ではなく、在庫のある形番だったりすることもある」。

在庫品をきっちりと提示している