日本製濾過装置販売を軸に、タイ人スタッフが拡販強化。営業力アップにも寄与。ＹＫＴタイランド
タイ人スタッフが拡販に努める濾過器「ＳＭＫ」
- ２０１５年１０月にＹＫＴタイランドが設立され、当時、筆者も事務所を訪問した。この２年間、人材の育成と維持に努め、現在、同社は６人体制で運営されている。２回目となるタイメタレックス出展ブースに渡部敏和ＧＭを訪ね、タイでの拡販戦略商品について取材した。
- 「タイ人スタッフの教育にもなり、売り上げにも寄与するこの濾過装置販売に注力している。水、油ともに対応でき、客先での評価も申し分ない」と渡部ＧＭは語る。
- 製品名は「ＳＭＫ」。クーラントを使用する現場であればどこにでも提案できる裾野の広さがあり、他の商材へつなげる効果も期待できる。
- 「１１月にも工業団地を回ったが、デモ機を貸し出しての評価は高く、販売に直結することを確信した。アピールポイントは何と言っても、濾過能力の高さ。スラッジが残らず、機械への損傷も抑えられるため寿命も伸ばせる。さらにカートリッジ交換のみという作業性の良さも魅力だと思う」。
- 濾過装置そのものがコンパクトなうえキャスター付きで、工場内での持ち運びも至便だ。
- 「デモ機は１週間、貸出可能。タイ人スタッフにとっても、販売のしやすさがあり、直接の売り上げにも貢献する。拡販戦略製品に位置付ける所以だ」。