シュンクジャパンはインターモールド名古屋で金型メーカー向けにチャッ ク、治具、ツーリングなどの多彩な提案

シュンク・ジャパン株式会社

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シュンク 展示台_KSC

  •  シュンクジャパンは昨年来からの勢いが継続している。
  •  広報担当者は「当グループの柱であるツーリング、ロボットともに好調に推移し、ドイツ本社では納期含めた増産対応に向け、新しい建屋を建設。稼働スタートさせた」とジャパンだけではない、ワールドワイドでの忙しさに言及する。

 

  •  今回のインターモールドでは、初の名古屋開催という、需要の高いエリアに魅力を覚えて出展を決断した経緯がある。
  •  「プラスチック金型、ダイキャスト金型、プレス金型といった、金型メーカー向けの商材にポイントを合わせ、出展、披露していきたい。チャック・治具類、ホルダーなど、時間短縮や品質向上に資する商材を多数提案していきたい」と意欲を語る。
  •  順を追って、商材をなぞっていこう。

 

  •  日本市場でも「治具の中の治具」と呼ばれるようになり、着実な浸透を見せるクイックパレットチェンジシステム「VERО‐S」。この新タイプがリリースされ、展示会で初披露される。

 

  •  油圧式ツールホルダーの決定版「TENDО」からは「SLIM」が提案されることになる。
  •  「エンジンブロックなどの、細長い箇所のあるワークでも対応が可能。金型の仕上げ用にも最適。ブースでは、焼き嵌め式と比較して切削試験を行った動画を配信する。時間短縮や品質向上等をご確認いただきたい」。  動画では、ワークは3種類用意されているそうだ。

 

  •  精密向けのホルダーとして定評のある「TОRIBОS」も必見だろう。
  •  「繰り返し振れ精度が0・003mm以下。ツール交換20秒以内、突出しの調整が可能なことも、ご確認いただければ」と語る。
  •  今後、日本市場での浸透を期している商材に位置付けられているマグネットチャックの「MAGNОS」。
  •  「このチャックを活用して出来上がったワークも展示する。バイスや一般的な把持が難しいワークをマグネットの特性を活かし、浸透に努めていきたい」。

 

  •  最後の紹介になるのが5軸加工機用のセンタリングバイス「KSCシリーズ」。
  •  「欧州で最も実績のあるバイスのひとつ。日本でも売れ筋に数えられ、爪の種類は、40種類以上用意している」そうだ。
  •  実際に手に取って確認できるスペースも設けるとのこと。実体験を重要視するが故の対応だろう。

 

  •  また、開催期間中、ОKKブースで「KSC‐F」という片持ちタイプのバイスが採用されている。こちらも是非、ご確認を!

 

TENDO Slim

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