シュンク・ジャパンがキャラバンカー活動活発化。クランピング分野は昨年比30パーセント増

シュンク・ジャパン株式会社

シュンク・ジャパン株式会社

キャラバンカー

  •  シュンク・ジャパンの谷本社長を訪ねた。
  •  「クランピング分野は今年に入ってからも勢いが継続しており、昨年比30%増。エリアでは北関東が伸長している。商材ではバイスの動きが好調で、当社の認知度アップと5軸加工機の普及が後押ししてくれていると考えている」。
  •  市場の全般的な動きは鈍くなってきているが谷本社長は「年内までには勢いを取り戻す」と予想する。
  •  「一方、グリッピング分野は昨年並み。工程改善ニーズの高まりは自動化を促し、喫緊の課題に押し上げている点に着目しない訳にはいかない。協働ロボット需要の高まりに期待しつつ、この分野での新商品拡大に努めていきたい」との意欲を語る。  自動化では、あらゆる工程で提案ができる商材の豊富さはアドバンテージなろう。  全体的には、半期を振り返ると「10%弱の伸び」だと言う。
  •  シュンク・ジャパンの知名度アップを狙って、6月からエンドユーザーを訪問する「キャラバンカー」活動がスタート。これまで、北九州、栃木、福島等を訪問し、年内までに15拠点以上の訪問を計画しているそうだ。
  •  「当社の製品を積み込んで、運転手含め3人で顧客を訪問。工場内にお邪魔して、直接、各製品を確認して頂けることで、話は常に具体的。手ごたえを感じている」。