新規需要開拓は継続課題。ダイジェットの福井部長に聞く

ダイジェット工業株式会社

ダイジェット工業株式会社

福井国内営業部長

  •  社会情勢では、オミクロン株の急拡大で、2022年も幕開け段階から「乱気流」が発生している。
  •  「楽観視できないが、さりとて、今まで通り、対応していれば、過度に騒ぎ立てる必要もないと思う。国内は、2019年上期レベルをベンチマークとして取り組んできた。今年の課題は昨年に引き続き新規開拓の推進に尽きる」。
  •  従来の主需要先である金型業界・航空機業界だけでなく、自動車のEV化に伴う需要掘り起こしをはじめ、電気・電子分野や半導体関連といった、新規業界へのアプローチが念頭にある。
  •  「2月からは新たな需要も視野に入れ、スプリングキャンペーンをスタートさせる。対象商品など詳細は、まもなく発表できるかと思う」。
  •  昨年、市場投入した新製品のなかでも、ストライクドリル、EZハードドリルが発売時から好反応で「全体を底上げしてくれている」そうだ。
  •  ことしの展示会では、4月の大阪、7月の名古屋のインターモールド出展を予定。4年ぶりのJIMTOF開催までに新たな「弾」の仕込みにも余念がない。