今後は自動車のEV化、航空機分野に重点。受注環境整い始めた工具の最適化図る「ツールマネジメントシステム」 グーリングジャパン

グーリングジャパン株式会社

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ババツ社長(工具管理の最適化を図るツールマネジメントシステムのポスターバックに)

  •  グーリングジャパンは、フェイスブックやユーチューブへ情報を盛り込み、ホームページともリンクさせる顧客アピールにも余念がない。
  •  ババツ社長は「昨年から活用を推進しているソーシャルメディアサービスに今年はさらに力を入れて、製品情報を発信していきたい」と言う。
  •  全体的にはコロナウイルスの影響も加わり、取り巻く環境は決して良くない。
  •  「昨秋から需要が落ち着いてきたが、特殊対応や再研磨の分野は、健闘している。現状では、社内のベクトル合わせが重要と認識しており、社内アンケートを実施。何に関心があるか?何が不満か?社内で変更を必要とするものは?何か新しいアイディアはないか?無記名で回答してもらい、直接、私が対応する。1人、1人の考えを吸い上げ、モチベーションアップに繋げるようにしている」。
  •  営業的にはノベルティーに関する意見やキャンペーン、PR方法についての質問や意見が出ると言う。
  •  「工場・営業など通常、業務は異なるが、全体の意見を集約して、それぞれのセクションの活性化を図っていきたい」。
  •  客層は60%が自動車関連、機械メーカー分野が20%、航空機では6%などとなっている。
  •  「今後は自動車のEV化への対応や航空機分野へのアプローチを強化していきたい。航空機ではヨーロッパでの新しい実績を紹介していきたい」そうだ。
  •  2018年のJIMTОFで発表したツールマネジメントシステムは、受注可能な環境が整い始めた。
  •  「自社製のソフトを搭載し、自由度の高さが評価されている。新規獲得の有力ツールとしての役割も担い始めた」。