エコエンドミル、RF100Speedなど、エンドミルの新製品も必見

グーリングジャパン株式会社

「ハイパフォーマンス」、「コストパフォーマンス」の2本立てを日本市場でも日々、浸透させつつある。JIMTOF会場では新製品を中心に、特に拡販のタイミングとして、位置付けている。

 

石津政司社長は「ここ5年間で見た場合、ドリルに次ぐアイテムとして成長してきたのがリーマであり、その先頭を走るのがHRリーマ。ソリッド、刃先交換式、それぞれのタイプも豊富になり、大手メーカーへの納入実績も積み上げてきた。ご評価いただくポイントは、加工時間の短縮であり、精度確保であり、工具の長寿命化といったところだろうか」。

 

リーマの特注品は、ドイツで対応しており、最近では再研磨需要が高まってきたそうだ。

ドリルばかりか、エンドミル、タップ、リーマと、総合工具メーカーの「顔」が知れ渡ってきたのも事実。エンドミルでは、9月にリリースされた「エコエンドミル」の拡販に注力している。

「2枚刃、3枚刃、4枚刃で構成している。その名の通り、価格戦略を意識した新製品で、大径になるほど、コストメリットを感じて頂けると思う。径2ミリ~で径20ミリまでラインアップ。小ロット向けの現場に適している」と言う。

 

10月から提案されているエンドミルの新製品「RF100Speed」も要チェックだ。

「使い方を含め、浸透には時間を要するアイテムだが、径6ミリ、径8ミリ、径10ミリ、径12ミリの4本セットとして、10月からトライアルセットキャンペーンを展開している。数量限定のため、設定数量に達した時点で終了となる。「1ユーザー様の申し込みの上限は3セットまで」だそうだ。  ハイスドリルの新製品も見落とせない。

「TiNトップコーティングを施したハイスの新製品で、指名買いが増えてきた。ずばり、価格戦略製品に位置づけ、拡販を狙う」。

2年が経過したJISタップは、新商品の投入により引き続き、深耕を図る。  最後に、受注状況に触れてもらうと「1月~9月という括りでは、前年比横ばいで推移している。搭載工具関連では、GM向けの案件が今後期待できる」。

ブースでは、リニューアルした総合カタログの配布および動画の配信、数量限定で新商品のタップサンプルの配布予定であり、総合工具メーカーとしてのイメージをアピールしていくようだ。