ダイジェット工業が初の「5軸加工用工具シリーズ」発売スタート

ダイジェット工業株式会社

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メカトロテックで参考出展された「5軸加工シリーズ」

  •  ダイジェット工業は、多刃高能率加工用工具「高精度版QMマックス」(MQT形)に加え、ソリッドモジュラーヘッド「チューリップSヘッド」(STLP形)、高精度刃先交換式バレル工具「ミラーバレル」(KRM形)を新たにラインナップ。5軸加工用工具シリーズとして、拡販していくことになった。
  •  広報担当者は「メカトロテックで、参考出展させて頂いた。5軸加工用工具シリーズとしては、当社初の試みだが、新たに加わった新製品2点は、いずれもボールエンドミルやラジアス工具よりも加工ピックフィードが大きく取れ、加工能率の向上と時間短縮を可能とし、更なる品質向上、生産性向上に寄与していくものと確信している」。
  • 「チューリップSヘッド」の特長
  •  ①外周テーパ部の大R切れ刃は、R1500、フォーム精度は∓0・01ミリ以下高精度テーパーバレル形状のソリッドモジュラーヘッド。
  •  ②超硬シャンクとの組み合わせで、長い突出しの加工においてもびびりなく、高能率加工が可能。外周大Rにより傾斜面加工において加工ピッチを大きくでき、高精度な加工が可能であり、先端Rによる隅R部加工にも最適。
  •  ③ねじれ角度30度および4枚刃仕様により、低抵抗な高能率加工が可能。  ④新PVD材種「DH115」を採用し、難削材・高硬度材など幅広い被削材に対応。
  •  サイズ・価格はΦ16ミリ、Φ20ミリ(2形番)
  •  標準価格は25000円~29200円(税抜き)

 

 

  • 「ミラーバレル」の特長
  •  ①外周大R形状の高精度刃先交換式バレル工具(既存のミラーラジアスモジュラーヘッドMRX形にミラーバレルインサートKRM形を取り付け使用)。
  •  ②立壁・傾斜面の高能率仕上げ加工を実現。底面の超仕上げ加工も可能。
  •  ③高硬度材・高速加工向け新PVD材種「DH102」を採用し、長寿命化を実現。一般鋼やプリハードン鋼加工に最適なPVD材種「JC8015」をラインナップ。
  •  サイズ・価格はインサート形番:KRM形Φ16ミリ、Φ20ミリ(全2形番)、インサート材種:JC8015、DH102 標準価格は7400円~7800円(税抜き)
  •  販売開始は11月25日。