NCへリックスドリルは、新グレードのインサート発表、早ければ年内にも名古屋営業所開設

ツールドインターナショナル株式会社

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  •  今期に入った7月以降、ツールドインターナショナルは、この第1四半期、20%の売り上げ増で「快走」している。

 

  •  「7leadersの国内浸透が目立ってきた。不等分割のエンドミルを手に入れやすい価格で、という当初からの想いが功を奏していると判断している」と大藪誠社長は語る。
  •  先ごろ、開催された独・EMOショーで7leadersの会合が持たれ、他国の代理店とも親交を深めた。
  •  「2019年には、新工場を完成させて移転する。時期的には台湾の展示会、TIMTOSに時期に合わせ、披露されると聞いているが、移転を機に新たな設備も導入される見通しだ」そうだ。
  •  大藪社長はEMOショーで、日本市場のニーズに沿った、難削材、高硬度材向けの新たな製品の「発掘」にも努めたそうで「バリエーションを豊富にして『痒いところにいっそう手が届く』よう配慮していきたい」との考えを示す。
  •  メカトロテックでは、Nine9製「NCへリックスドリル」や7leadersの各種製品、チロツールを中心に、中部地区での深耕を目指す。
  •  「NCへリックスドリルは、前回のメカトロテックでは参考出展というタイミングだった。今回は新グレードのインサートの発表もあるので、効果的にアピールできるよう、考えている。チロツールは、ブレーカへの期待が高まる中、ダイヤのボーリングバー(加工径1ミリ~)も提案していきたい」。
  •  広報担当者からは、NCへリックスドリルに関し「昨年のJIMTOF以来、継続して取り組んできているデモ機の貸し出しを行う。マーケティング効果ばかりか、直接、販売に結びつくケースが多いからで、特典として、チップをサービスすることも考えている」と言う。
  •  さらにブースでは「穴あけ相談室」を設け、困り事への対応にも抜かりはない。
  •  懸案だった名古屋営業所の開設は「早ければ年内にも立ち上げたい」(大藪社長)。

 

JIMTODでもNCヘリックスドリルに活力、市場浸透に寄求した

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