フクダ精工が顧客から新たに2枚刃エンドミルを受注。岩崎社長が6月23日で社長就任20周年を迎える

フクダ精工株式会社

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岩崎社長は、間もなく社長就任20周年を迎える

  •  フクダ精工の岩崎社長が6月23日で社長就任20周年を迎えるそうだ。
  •  「44期でトップのバトンを受け、20年が経過。人で言うならば成人を迎えたことになる。(個人的に)記念すべき4月決算は、お世辞にもいいとは言い難いが、顧客から新たな受注もいただき、出荷も始まった。全体としてアゲンストの風が吹くなか、前向きに転機と捉え、今後も、ものづくりの可能性に挑戦していきたい」との抱負を語る。
  •  アルミナコートを施し、粉末ハイスの「V-2SF」という2枚刃のエンドミルが新たに受注した商品名となる。大手工具メーカーが供給をストップ、引き継いで対応していくこととなったものだ。
  •  最近の設備では、キーエンス製の非接触三次元測定機を導入。さらに「安心」を添えるツールとしての活用も始まった。
  •  「次回は、NCプロファイル研削盤の導入を念頭に置いて、検討しているところだ」と言う。  明るい話題を付け加えるなら、切削工具に準じる売り上げを確保するトリミングダイスが、2月から受注が激増している。
  •  「3月、そして4月に入っても、高原状態が継続しており、現場ではOBへの協力を仰ぐほどの勢いにある」そうだ。