シナジー735の比類なき市場浸透力。ブラソカットへの反応をも刺激。

ブラザー・スイスルーブ・ジャパン株式会社

ブラザー・スイスルーブ・ジャパン株式会社

西社長

  •  「新製品の力が全製品の引き合いに繋がってきた」と西社長は言う。
  •  もちろん、その新製品とは、一昨年のJIMTОFで披露された「シナジー735」だ。
  •  「わずか1年で市場に浸透してきた有力な製品。全製品を見渡しても珍しく、社内販売比率がぐんと高まってきた。油分のない、フルシンセティックで腐りにくいばかりか、見た目が透明で視認性が良い。潤滑性の高さも評価されるうえ、機械への悪影響がないのも高得点だ」。
  •  では、2020年をどう見るか。
  •  「シナジー735が注目されるに従い、ブラソカットも再注目され、シナジー効果が出てきている。殺菌剤を使用せずに、無害のバクテリアを発生させ、別のバクテリアをシャットアウトさせる魅力にも訴求力が高まっている。市況と関係なく、当社の製品力から判断すれば、まだまだ、日本市場で浸透する可能性は高いと思う。もうワンランク上のボリュームに達する頃には、次の競争戦略が重要になってくる」。
  •  昨年を振り返ると、スロースタートで始まり、年央から上昇を辿ってきて、後半は良くなってきたと言う。
  •  因みに西社長が昨年からフォローするようになった韓国は「後半でビッグプロジェクトが決まり、大変、良かった」そうだ。
  •  商社や機械メーカー主催の展示会等は引き続き積極的に打って出る。
  •  「今年のJIMTОFでは初日に認知度が高まってきたプロダクティビティートロフィーを実施する。客先の成功事例は、我々を熱くさせる」。