高評価継続する「シナジー735」 後半戦では半導体分野への更なる深耕を計画(ブラザー・スイスルーブ・ジャパン)

ブラザー・スイスルーブ・ジャパン株式会社

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西社長

  •  半期を終えるタイミングでブラザー・スイスルーブ・ジャパンの西社長を訪問し、現況を取材した。

 

 

  •  「コロナの影響が出たと言えるのは5月以降。1月から4月までは対前年比プラスで推移したが、5月は客先での減産や長期連休時のメンテナンス需要の低減など影響があった。6月は5月に比べると回復傾向にある」とコロナの影響について言及する西社長。
  •  毎年、5月と言えば、長期連休時のメンテナンス対応で忙しいが、メンテナンスとしてのクーラント入れ替えを行う客先が少なかったそうだ。
  •  「客先訪問ができない間は、オンラインセミナーやウェブ会議などで客先とのコンタクトに努めた」と言う。
  •  グローバルでは中国でロックダウンが実施された際にオンラインセミナーを始めていたので、グローバル企業の強みを活かし日本にもすぐに取り入れることができたそうだ。
  •  「総じて、1月~6月の売り上げでは、前半は対前年同期比で同等。売り上げの原動力となったのは、昨年から好調な売れ行きを記録している新製品シナジ―735への高評価。引き続き、市場でヒットを重ねており、特に動きのいい半導体分野からの需要があり自動車や航空機業界での需要低減を補填している。後半に向かっては、半導体業界への浸透をさらに強めていきたいと考えている」。