新製品シナジー735が業績を下支えするブラザー・スイスルーブ・ジャパン

ブラザー・スイスルーブ・ジャパン株式会社

ブラザー・スイスルーブ・ジャパン株式会社

西社長

  •  ブラザー・スイスルーブ・ジャパンの上半期を折り返すタイミングで西社長を訪問した。
  •  「昨秋からの回復基調が継続するなか、2021年がスタートし、上半期は堅調に推移した。リピートの顧客だけを捉えると目減りを余儀なくされているが、新製品のシナジー735による新規開拓が業績を下支えした形」と総括する。
  •  コロナ禍での営業活動の制約によるマイナス面は否定できないものの、商品力の強さが逆に検証されたとも言い換えられるだろうか。心強いことに、リピートユーザーからの量的拡大も図られるようになってきたと言う。
  •  「認知度アップを含め、宣伝に適した場所はどこか。訴求するに相応しい場所はどこか。今後も、我々は試行錯誤を繰り返していくことになる」。 ところで、今後の景況を占ううえで、ユナイテッド航空がボーイングに200機オーダーしたと言うニュースは無視できないだろう。
  •  「アメリカの話とは言え、我々にとっても明るいニュース。航空機分野が回復してくれば、さらに勢いづいてくると思う」と期待する。  西社長がブラザー・スイスルーブ・ジャパンの社長に就任してから今年の2月で丸5年を迎えた。
  •  「周辺の海外に目をやると、中国の伸びが凄まじく、韓国も着実に伸長している。日本では、まだまだ、認知度を高めていくだけでも、我々にとってポテンシャルの大きい市場だと言う認識は変わらない。引き続き、ご愛顧いただければ」と訴えた。