安田工業の内外受注比がイーブンに。語学力伴う海外営業の強化へ

安田工業株式会社

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ブリスク加工におけるアプリケーション提案

 

  •  JIMTОFブースに守屋営業本部長を訪ね、市況感を中心に、今後の推移などを聞いてみた。

 

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  • 「受注、生産ともに過去最高を記録、更新し続けている。なかでも、海外の売り上げが計画していた、国内と同規模にまで拡大し、今後を想定したとき、語学力を生かした海外営業の強化が課題に挙がってきた」と語る。
  •  来場者の表情も明るく「本気度」も高いと言う。
  •  「米中貿易摩擦の影響を注意深く観察している。中国への関りの程度によって、その影響度にも違いはあるだろう。だが、来期見通しも、極端に落ちるとは考えにくい」。
  •  工作機械業界の設備状況は「一巡した感がある」ものの、半導体製造装置分野は「高止まりで、来年後半からは、再度、上昇を辿る」と見る。災害への対応で「建機関連は盛り上がりを見せ」、航空機では「たとえば、ブリスク加工で、プログラミング、測定を含めたトータルな提案が問われてくる」ほか「EV化を意識して、当社は電動バイクのスポンサーとなった」というトピックスも。
  •  「大きな懸念材料がある訳ではないが、受注にも厳しさが伴ってくる気がする。JIMTОFブースでは、多数の加工サンプルを提示することによって、アプリケーションの提案をさせて頂いた。交流させてもらうと、しっかりとした目的を持っての来場だということがよくわかった」。

 

EV化を意識し、電動バイクのスポンサーに

EV化を意識し、電動バイクのスポンサーに