ズーム要望依頼増加 「リモートワーク対応の部署増の検討へ」

株式会社ケミック

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LINEスタンプを始めました、と語る蓼沼社長

  •  切削油は消費ものであり、故に顧客の生産量に比例する。
  •  「当社に即せば、5月、6月で対前年同月比30%減。8月がこの間で一番悪かったが、その後、9月に入り回復基調が見え始め、在庫も一巡するようになってくると、新たな受注でも期待が持てるようになってくる」と蓼沼社長は語る。
  •  フォローの風として、大手自動車の生産回復の声が聞かれるようになってきた。
  •  「訪問可能との連絡が入るようになってくる一方で、ズームなど、デジタル対応の依頼も増え始めている。この際、リモートワークで対応できる部署を増やしていきたいとの思惑もある」。
  •  社内的には、仕事量が減少するなかで、蓼沼社長は、社員に時間の有効利用を期待する。
  •  「今まで8時間要していた仕事量が6時間で済む。では、その2時間をどのように使うか。ここに私は、社員各々の成長から成熟の度合いを図ろうとしている」。

 

  •  蓼沼社長は毎月、社員への「手紙」を配布している。今まで、コロナ、猛暑、台風・・・を取り上げてきて、9月では新米に触れている。
  •  「春の種まきからおよそ半年で新米の収穫の時期を迎える。1粒の種は1600個の米粒となり、お茶碗一杯3000個と言われる半分を占める量となる。最初は小さいことのように見えるかもしれないが、実は大きなことに繋がっていくかもしれない。そんな問題提起とさせてもらった」。