裏バリ取りをトータルに提案するライノス

株式会社ライノス

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入社2年目の若林駿さん、JIMTOFでのアテンドは今回が初めて

    「今年に入ってからも真新しいものを準備出来ずにおります」と、東野部長は語るが、裏を返せば既存の商品が好調であるということ。
     その証拠に「見えない所のバリ取りに困っている現場は多く、既存の商品に対する問い合わせは尽きない」という。ワークを反転させずにバリ取りできるというメリットもあり、ありとあらゆる切削加工の現場で裏バリ取りやクロス穴のバリ取りのニーズは多いそうだ。
     一口にバリと言っても、その形状、硬さ、性質は様々。ライノスは、多くの事例をもとに、裏バリ取りやクロス穴のバリ取りに関する現場の困りごとに対し、トータルな提案を行う。
     「ミシガンデバリングツール」は、加工穴の裏面と表面のバリを取り除く工具。複雑なプログラムを要せず、ワンパスで加工が終了するため、1穴当たりの加工コストが大幅に低減される。モジュラータイプ(径1・45~6・53ミリ)とオートロックタイプ(径6・43~径26ミリ)を用意。今回、かねてより需要が多かった太径サイズを拡充。カタログが出来上がり、即納体制も整った。
     ブリクレー「HSS バーレスリーマー」は、クロス穴のバリ取り工具。軸穴側から正回転で送り、逆回転させながら戻して横穴のバリを完全に除去する。ワンパス加工が可能で加工する穴にはキズはつかない。径1・95ミリから対応、深穴用のロングタイプも用意。
     イノヴァツール「FBバーレスカッターシリーズ」は、1本の工具でワークの表裏のバリ取り面取り(FBバーレスカッター)、ワークの表裏の精密R加工(FBラジアスカッター)、ワークの裏側のバリ取り面取り加工(FBバックカッター)ができる工具を揃える。
     以上3点を中心とした裏バリ取りやクロス穴のバリ取りの提案でJIMTOFに臨む。
     この他、裏の加工という括りでは、ドイツ・ハーマンビルツの「裏座ぐりカッター」を出展。
     また、ドリル加工とリーマー加工の最低2工程以上必要な穴加工を1工程で可能にした工具、ミラー「MEGAドリルリーマー」も出展。こちらは、取り扱いから10年以上経過するが、年々売上げを伸ばす売れ筋商品。
     最後に、ステンレス製クーラントホース「ヒルトライン」。スレンレス製ゆえ耐久性に優れ、高圧クーラント・機械振動・切屑によるホースの振れがなく、長さ形状も自由自在に変更できる。
     東野部長に今年の売上の推移を伺うと、「上期は前年と同じ。下期も横ばい」と予測しつつ、「切削加工現場からの困りごとが尽きることなく、改善案件がどんどん入ってくる。下期に向けての不安材料は今のところ特に見当たらない」と語った。
    ● 裏バリ取りアイテム「ミシガンデバリングツール」
      太径サイズを拡充
    ● ブリクレー「HSS バーレスリーマー」
      クロス穴用バリ取り
    ● イノヴァツール「FB バーレスカッターシリーズ」
      ワークの表裏のバリ取り