高まる機内測定ニーズ。宇都宮製作所がレーザーに続いて早い段階で画像測定もリリースへ

株式会社宇都宮製作所

株式会社宇都宮製作所

松澤営業部長

 

  •  凍結→解除→再検討と言う流れが、定着してきた。
  •  松澤営業部長は「特に工具メーカーからの問い合わせが顕著になり、要望される案件も目立ってくるなど、前期の落ち込みを取り戻していく大切な時期を迎えている」と語る。
  •  メカトロテックでは、特殊需要を発掘する有意義な場となったそうだ。
  •  「来場者も非常に多かったが、特殊工具を持参して『こういったものが製作可能か?』といった相談事が多く、新規顧客の姿も目立った。新たな加工が求められ、今後の開発テーマにもなり得る、重要な依頼も多い。難題も多いが果敢に挑戦していきたいと思う」。  最近のニーズとしては、機内測定への要望が多いと言う。
  •  「利便性の高い、機内測定機の開発を進めてきた。すでにレーザー測定は、引き合いを頂き、なかには導入ユーザー事例も。外径、振れ、リップハイト等の測定で、繰り返し精度の点でもいい結果を出してきている。レーザーよりもリリースは遅れるが、画像測定も、2022年の早い段階で具体化していきたい。いずれもオプションになるが、差別化的な提案としても活かしていきたい」。
  •  メカトロテック開催を機に新製品として「デビュー」した、TGR-250αは既に受注をみている。
  •  「TGR-250のリピーターの方には、違和感なく使っていただけるかと思う。また、最新の対話型プログラムシステム『ITPS8』については自由度が上がり、使いやすいといった高い評価を頂いた」そうだ。
  •  「顧客の特殊仕様に特化した、従来からのスタイルは、変化の激しい今の時代にあって更に打ち出していきたい」と自社の強みを強調した。今後の動きに目が離せない。