ツーリング分野の拡充へ。
第一弾はB.Cテックのタップ延長ソケット(東新商会)

株式会社 東新商会

株式会社 東新商会

浅賀常務

Cominixグループとして、3期目(2月決算)を終了した東新商会は、懸案だった赤字からの脱却を果たした。
 浅賀常務は「4月中に大阪営業所を開設する計画。Cominixグループとなって以降、関東で顧客の新規開拓を進めてきたが、目標を達成。今期以降は、関西方面の新たな発掘に努めていきたい。目標を達成したことで、攻勢に打って出るタイミングを得た」とアグレッシブな姿勢を明確にした。
 品揃えの点でも、得意のタップ販売の実績を活かしつつ、大阪のツーリングメーカー、B.Cテックのタップ延長ソケットを全サイズラインナップするなど、新たな動きを見せている。
 「ツーリングへの対応第一弾として、弊社が強みとするタッピング分野の深耕を目指す。ロングタップと比べ、延長ソケットの活用は経済的で、利便性も高い。しかもB.Cテックはバリエーションが豊富なうえ、特殊対応が得意なメーカーだ」とアピールする。
 B.Cテックは大手ツーリングメーカーが手掛けていないサイズを補完し、別作づくりでも定評がある。
 「従来、東新商会はツーリングを扱ってこなかったが、今後は、ニーズを踏まえつつ、ニッチで特殊なツーリングを手掛けていくことでアドバンテージを発揮していきたい」。
 3月から新たな期がスタートした。動向を注視したい。