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  • グラインディング・テクノロジー(左)と淵本鋼機(右)
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  • 「持ち時間1カ月」の中で、国内外のパブリックの展示会や商社によるプライベートショー訪問件数で、今回は恐らく過去最高を記録したのではないか。
  •  時系列でなぞれば、台湾・TIMTОSを皮切りに、愛知・刈谷の東陽、広島・府中のマルヨシ、グラインディング・テクノロジー、そして新潟の淵本鋼機となる。
  •  研削加工に特化して初開催されたグラインディング・テクノロジーは、出展者、来場者ともに知り合いの多い「異色の」展示会となり、個人的に新鮮なばかりか、3日間の会期中に用意した新聞4000部強すべてがなくなる(来場者数は5千人弱)という事態も発生。興味を誘った。 もちろん、マンパワーの限界で、訪問できなかった展示会は数多くある。しかし、訪問を重ねるなかで感じるのは‐工作機械は場合によると思うが‐出展に要する労力と出展で得られる成果とのバランスでは「やはり出た方がいい」との結論だ。
  •  知己の人は、当然、いるだろうが、来場者は基本的に「知らない人」。交流が始まれば、相互理解の深まりが期待でき「困りごと」の把握も容易になり、商売にも結び付くチャンスが生まれてくる。数は少なくとも、費用対効果では、出展するメリットは高いと思う。
  •  目前のパブリックの展示会では、名古屋の機械要素技術展であり、東京のインターモールドが挙げられる。前者は、プロの展示会運営者、後者は金型分野を得意とする専門団体であり、自社の商材の特徴に合わせ、出展を決めればいい訳だが、会期が全く重なっているのはいかがなものか。双方とも「有効」と判断される展示会だけに残念と思う人が多い。
  •  製造に専念している人は、基本的にユーザーを知らない。主に営業マンを通じて、受注を通じて、間接的に自ら製造にかかわったモノの評価を受け取る。
  •  「出展ブースに立って、ユーザーと話してみて、想定外の評価や質問を頂く中で、今後のものづくりに活かせる参考意見が相当、ある。チャンスがあれば、交流を深めたい」‐とは、昨年のJIMTОFで初めてブースに立った製造現場の人の感想だ。 出展すれば、何らかの形で商売に結びつくと思う。そのためにも展示会は吟味していきたい。