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  • 新型コロナウイルスが世界規模で拡大し、アメリカでは非常事態宣言が発令され、経済に大きな影を落とすまでに発展、しかも、まだまだ、収束しそうにない。
  •  「リーマンショック並みかそれ以上」との声がすでに挙がってきており、収束の見通しと薬の開発が最早、待ったなしの状況に追い込まれている。
  •  拡大を防ぐための出張禁止、自粛という事態は日本では初であり、人が集まるイベント、展示会が中止を余儀なくされ、特に学校の休校は、パートで働く、特に女性の職場での機会を奪っている。  その流れから、ビジネスホテル、新幹線はガラガラで、「濃厚接触」は不可能というブラックジョークまで口にできる事態に立ち至った。
  •  「客先への訪問機会が途絶えた。ネットやメールでのやり取りでは限界がある。リーマンショック時は、経済的には苦しかったが、仕事がない状態は、逆にテスト加工や打ち合わせに十分な時間が採れ、景気回復後に十分に備えることができた」と、リーマンショック時との違いを指摘する。行動が制限されることへの苛立ちは相当なものがある。
  •  だが、指をくわえている訳にはいかない。部品のサプライチェーンが途絶え、中国から生産を日本に移管して対処する、他の国にシフトさせ、リスクをヘッジする‐という措置を採る企業も少しずつ表れ始めた。ただ、如何せん、日本でも感染者のいない都道府県は福井県などごく少数になってきており、リスクの発生しないエリアはほぼ、ない。  3月決算が日本企業では、まだまだ、大多数だが、最後の月次の数字は「目を覆いたくなる」まで冷え込んで、先行きの見通しを暗澹たるものにさせている。
 
  •  人が集まり、情報が集まり、商売が発生し・・・市ができ、街づくりが始まる。この端緒が奪われているという異常事態ということだ。
 
  •  東京オリンピックも、指折り数えるまでに近づいている。委員会のバッハ会長は「開催する」と発言しているようだが、トランプ大統領は「延期」をちらつかせ、揺さぶり始めた。
 
  •  新型コロナウイルスによる経済的な負のスパイラルについて、後々、いろんな検証ができるよう、つぶさに物事を注視していきたい。新型コロナウイルスの発生から終焉までを見届けて、何が問題の中心になったか、冷静に考え、対処できる能力を身に付けていきたい。