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2日間で4000人に迫る集客を見たTOYOワンマンシショー
「創業70周年感謝の集い」の翌16日と17日の両日には「TOYOワンマンショー」が開催された。テーマは「サステナブルな未来を創造しよう」。出展社数は過去最多の81社を数え、JIMTOFで話題となった新製品を中心に、省人化、自動化、DXといった先端商品を披露。17日夕刻には羽賀社長を訪ね、来場者の手応えを皮切りに顧客のニーズの変化や今期の業績等に触れてもらった。
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創業70周年の節目に、ワンマンショーがちょうど50回目を迎えた。
「来場者は2日間で4000人に迫る勢いで、コロナ禍を経て、業界が再び活況を呈し始めたことを実感している」との感想を交えつつ「弊社では資材調達部門として『調達部』を新設。窓口を一本化することで取引先様とも良好な関係を維持できるものと考えている」。
因みに東陽の最近の動向では、カーボンニュートラルに注力しており、TMGセンター2階に常設展示場を設置し、成果をアピールする場とする計画がある。
ところで自動車産業におけるEV需要の失速についてどう見るか。
「しばらくはHVとの共存が予想されるだろう。三河地区ではトランスミッションやHVエンジン関連部品を生産する体制が強固で、簡単には業態変更はできない。EV需要が鈍化したことで、今後の方針を検討していく時間的余裕が生まれたと思う」。
最近の顧客ニーズの特徴は何だろうか。
「お客様はカーボンニュートラルに加え、自動化、省人化について、大変、頭を悩ましておられる。全世界的に見れば、人が実働的に関わることが少ないシステムへの移行が本格的になってくると予想。そうなると、我々の役割が大きくなってくるのではないか」。
今期もあと2か月と少しとなった。
「これまでの推移では、工具部門は伸長しているが、機械部門が伸び悩んでいる。EV需要の鈍化とも絡むが、HVのシェアが不透明となり、お客様の方で設備投資を躊躇する傾向が続いている」としながらも「全体では昨年水準は確保できると思う」。
今後、事業に臨むうえで大切なことは何だろうか。
「国内ばかりか、世界にも視野を広げていかなければならない。中国自動車メーカーの席巻、日産とホンダ、ステランティスとルノーの経営統合の検討開始など、従前なら想像すらできなかった。自身の会社の目標を社員間で共有し、世界に通用する価値観を醸成したうえで海外に出ていくことが大切になってくる」。