東陽賀詞交歓会開催。羽賀社長が自動車業界を素描

挨拶する羽賀社長
東陽の新春賀詞交歓会が6日、刈谷市産業振興センター・あいおいホールで開催され、多くの仕入れメーカー代表が足を運んだ。
冒頭、羽賀社長は「丙午(ひのえうま)は物事が大きく動き出す年と言われる。上り調子の1年にしたい」との意欲を語り、とくにアメリカ、インドについて以下のようにコメントした。
▽アメリカでは、グローカル化の進展が期待され、トヨタ自動車は5年間で1兆5千億円の追加投資を計画。第一弾として1400億円を投じるが、トヨタばかりか、世界中の自動車メーカーも、ハイブリッド関連を中心に投資を予定している。昨年来、情報収集のためスタッフをアメリカに派遣し、機械や工具、ロボットなどのニーズの把握に努めてきた。
▽インドでは、中間層が伸長してきており、現在、3230万台を生産する中国に比肩する可能性が高い。工場の集約が課題に挙げられ、グルグラム(旧グルガオン)、ベンガルール(旧バンガロール)といった重要拠点を意識しつつ、PTSインドの設立に踏み切った。
「自動車産業の大変革期は、まだ続いていく。BEV(バッテリー式電気自動動車)の進行は当たり前となり、全個体電池の活用を図ることができれば、安全性ばかりか、航続距離が1200㌔まで伸びると言われている。2027年~2028年ごろには、量産化が見込まれる。電池の動きを逃さず、お取引先の皆様と一緒にビジネスに弾みをつけていく」。
4月からは、GX推進法が改正施行され、二酸化炭素の排出規制が本格化していく。サプライチェーン全体を巻き込むうねりになる可能性を踏まえ、この領域にも注視したい、と締めくくった。

勢いよく乾杯