新旋削加工用工具「コロターンプライム」を発売 サンドビックコロマント
コロターンプライム
- サンドビックコロマントは、新旋削加工用工具コロターンプライムを4月3日、リリースした。 コロターンプライムの特長は以下の通り。
- ①バイトホルダの切り込み角を25度~30度の低角度に設定。
- ②低切込み角度により切りくずを薄くし、高送りでの加工を可能に。加工効率を向上。
- ③同じく低切込み角度により切れ刃を長く使い、加工の切削負荷・切削熱を広く分散させ、チップの摩耗を抑制。チップ寿命を大幅に向上。
- 切込み角度を意図的に浅い角度に設定したバイトホルダを用いることで、高送りカッターと同じ要領で送りアップを可能にし、加工効率を向上させる。また、同時に、低切込み角は切れ刃への切削負荷・切削熱を広く分散させ、チップの摩耗を抑制、チップ寿命を大幅に向上させることも可能。
- 従来、旋削加工は機械のチャックの方向に向かって押して加工する方法が主であったが、低切込み角で押し加工を行うと、ワーク立ち壁あるいはチャック手前で加工できない部分が生じるため、今回新製品導入と同時に引き加工での新たな加工方法を提案し、この新しい旋削加工方法を「プライムターニング」と名付けた。新製品「コロターンプライム」と新加工法「プライムターニング」の組み合わせが、旋削加工を新たな次元に引き上げる。
- 今回、コロターンプライム専用バイトホルダと併せて専用チップも開発し、バイトホルダ32品目・チップ15品目を市場導入する。 詳しくは最寄りの営業所まで。