淵本鋼機の淵本社長がプロダクティブフェア総括
淵本社長(フェア会場で)
- 来場者総数385人‐2014年からスタートし、今回で4回目を数える、淵本鋼機のプロダクティブフェアでは、新潟、長野を中心に、切削加工分野で「現場力」を発揮しているユーザーの姿が目立った。
- 「モノの売買に終始しないよう、即売を中止し、ソリューションの模索に注力した。出展メーカー46社にとっても、自社の開発に活かせると考えたからだ。長期的なスパンで見て、どれだけお役に立てる提案ができるか」と淵本社長は、フェアへの基本姿勢を強調する。
- フェアの意義は「川上」「川下」それぞれの出会いの場。淵本鋼機は、演出役に徹すると言うことだ。
- 「課題を携えて、足を運んで頂けたのか、平均滞在時間は長く、ひとつのブースに1時間くらい、あれこれと質問を投げかけていた人もいた。今回の出展では、メインの切削工具ほか、治具関連やCAD/CAM、切削油材も新たに協力を仰いだこともソリューションの幅を広げることを意識した結果だ」。
- また、来場という点で、淵本社長は、1回目のフェアから足を運んでいる熱心なファンもいたことを付け加えた。
- 「ソリューションを標榜する以上、機械工具、それぞれの単体の販売ではなく『システム』『生産体制』を念頭に、今後の来場者フォローに努めていきたい」。