超硬の可能性を提示していくトーカロイ。外注先の拡大で仕事内用が豊富に
トーカロイの事務所の様子
- トーカロイで陣頭指揮を執るようになって3年目を迎えた佐藤仁所長は、グループ会社である東海合金工業の営業部門を含めた統括責任者でもある。
- 「今回も東海合金工業との共同出展となる。超硬は高い?とのイメージを払拭していくため、超硬の活用を通じたメリットを体感頂ければ安くなる、その入り口までご案内できると考えます」‐大型モニターを設置し、技術的側面に焦点を当て、実例を提示していくなかで、超硬合金=トーカロイをアピール、併せて会社の知名度アップを図っていく考えだ。
- また、販売商社としてのトーカロイを意識すれば「この間、協力頂ける外注先の広がりによって、商売が拡大。たとえば、アルミダイキャストの仕入れ先を得たことで金型関連ユーザーへの浸透に寄与してきている。メカトロテックのブースは1コマと、地味ではあるが、当社の外注先を当てにして頂ける来場者を想定し、2人~3人で常時、アテンドしていきたい」と佐藤所長の士気は高い。
- トーカロイのメイン顧客は40社から50社。ものづくりのマッチングサイトである、イプロスへの登録も活用し、客数は着実に増えつつある。
- 展示会の成果として「今年4月に名古屋で開催された機械要素技術展では、大手自動車関連ユーザーで、スプレーの塗布を巡って困りごとを抱えている企業と接触を持ち、自社で設計・製作して、ご満足いただいたケースなど、新規顧客獲得の機会として、メカトロテックでも成果を出していきたい」。
- 佐藤所長の言葉を借りれば、「取るべきものを取る、だけではない、プラスα追求も狙いたい」となろうか。「もの売りよりも、こと売り」との考えも示された。
- 「地味」なブースでどのような「出会い」が待っているか。モニターでどのような実例がどのように提示されるか。創造の羽をはばたせない訳にはいかない。