栄工舎・新潟工場落成祝賀会挙行。メカトロテックでは、自動旋盤用リーマや球面カッターをアピール
いっそうの安定供給に努める、と挨拶する安倍川洋司社長
- 「心血注いだEIKOブランドに今後も期待」(町田淳一郎土佐機工社長)
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- 栄工舎・新潟工場落成披露祝賀会が10月5日、地元の佐藤雅一魚沼市長、工事関係者をはじめ、金融機関、販売先、仕入れ先ほか100人を超える関係者が参集するなか、盛大に執り行われた。
- 冒頭、あいさつに立った安部川洋司社長は「今回の落成により、前工程を手がけていた広神工場が統合され、旋盤~フライス~熱処理~研磨~検査~包装~出荷という一貫体制が確立する。創業から67年間、多くの方からのご支援、ご愛顧を賜り、歴史を刻んできた。新工場の完成、稼働により、いっそうの安定供給に努力していく所存だ」と決意を新たにした。
- 施工を代表した南雲博文ダイエープロビス社長は「地域の活性化に貢献する素晴らし会社の工事を請け負わせていただき感謝している。断熱性能ほか、空調、照明など綿密な打ち合わせをさせて頂き、施工者にとっても感無量の思い」との謝辞を述べた。
- 来賓祝辞で、酒井基和サカイ社長は「代理店として、60年以上にわたるお付き合い。ハンドリーマから始まり、100分の1とびでラインナップされたリーマのバリエーションを整えたのは、栄工舎が日本で初めて。リーマの生産は、今や日本一となり、他に球面カッタや破損タップ除去ツールである、タップリムーバなど、あればいいなぁと思えるツールも形にしてきている。益々の発展を期待している」と今後への思いを言葉に表した。
- 佐藤市長からは「地元、魚沼地域のものづくり振興協議会にも、立ち上げ時から尽力して頂いている」と地元貢献に言及し、商工中金の今西隆夫大森支店長は「工場を集約し、一貫体制を採りたいとのご相談を賜った。これを機に質、量ともに益々のレベルアップを祈念している」とエールを送った。
- 山出谷武俊山勝商会社長の発声で、乾杯、宴がスタートしたが、テーブルには、地元の料理研究会「茶々の会」メンバーによる、山菜を中心とする創意工夫に満ちた料理、笹にくるまれた取れたての魚沼産コシヒカリのおにぎりのほか、魚沼ならではお酒やビールに舌鼓を打った。
- 中締めで挨拶に立った町田淳一郎土佐機工社長は「リーマの公差は限りなくゼロ、への対応として、恒温ルームも設置された。需要の変化にも機敏に対応され、安部川社長の穏やかな人柄に信頼を寄せつつ、今後も、EIKOブランドに心血を注ぎ、益々の発展を期待している」と結んだ。
あればいいなぁ、と思える工具も次々と具体化。益々の発展を期待と語る酒井社長
お祝いに駆け付けた佐藤魚沼市長
山出谷山勝商会社長の発声で乾杯
需要の変化にも機敏に対応する、と湛える町田土佐機工社長
祝賀会には多くの関係者が詰めかけ、落成を祝った
商工中金の今西大森支店長からも喜びの言葉が
新工場には恒温ルームも設置され、公差は限りなく、ゼロを目指す