5軸マシニングセンタ「Vertex55X ㈽」、ジグ研削盤尾新製品「J350G」でさらなる顧客開拓へ
J350G
- 三井精機工業は、ジェイテクト、光洋機械工業との共同出展でメカトロテックに臨む。
- 出展されるのは、5軸マシニングセンタ「Vertex55X Ⅲ」、ジグ研削盤の新製品「J350G」となる。
- ジグ研削盤の新製品「J350G」は、砥石自動切込みストロークを従来の2ミリから53ミリへと大幅に拡張、異形穴の自動加工範囲が拡大した。
- 「1本の砥石で加工できる穴径の範囲が飛躍的に拡大させることに最も力を入れた」と言う。
- デモと言う点では、新たに開発したテーパー研削加工を行う計画。従来機種では不可能だった加工を実現させていくことでプラスチック金型等、加工範囲が拡大した。
- 「Vertex55X Ⅲ」は、初代からの「最小のスペースで最大の加工エリア」の特長を継承しつつ、精度・剛性にさらに磨きがかけられた。
- 広報担当者によると「今回のマイナーチェンジは、ベッド剛性の向上、主軸熱変位補正機能のバージョンアップを重点に置いた」と言う。
- 主な特長を列挙すれば
- ①2m×3mの設置スペースで、最大径750ミリ×高さ525ミリのワーク積載可能
- ②自社製の傾斜・回転テーブルを採用。高精度高速な割出しを実現
- ③Z軸の変位量は従来のおよそ3分の1に改善
- ④ベッド・コラム剛性の向上で、微小線分送りによる3次元形状面品位が向上
- ⑤オプションでHMI機能を搭載した15インチカラーLCD付き操作盤への対応‐など。
Vertex55X_III