メカトロブースで「仮想研削生産ライン」を再現した岡本工作機械
現場を意識したロボット活用のあり方を提示する岡本工作機械ブース
- 自動化、無人化に対応した「魅せ方」として、岡本工作機械のブースは際立っていたのではないか。 「リアリティーさの演出でもあるが、生産ラインのトータルな『仮想工場ユニット』を再現した。Iot化が進展するなか、ゆくゆくはどこにいようと、有線・無線LANを通じて、機械の稼働状況が把握できる時代が来る。そのイメージができるような展示をする」と広報担当者。
- 精密平面研削盤「PSG63CA3」に搭載されたMUJINシステムによって、ワークをセットするだけで、あとはオペレーターのスキルレスを展望できる、それ自体に来場者から熱い視線が寄せられたと言っても言い過ぎではなかったろう。
- 「来場者は新規の方も多かった。ブースでも注目されたMUJINの引き合いも出てきており、Iot化の広がりそのものだ。さらに自動車業界はEV車の量産化シフト、自動運転化への傾斜がさらなる需要発生を後押ししていくものと予想している」。
- 直近の同社を取り巻く状況は、対前年比150%と好調のようだ。