タイメタレックスで「GPLT‐30」を初出展。台湾製の海外戦略機種‐シギヤ精機
シギヤ精機ブースでは、初の海外向け機種のGPLT‐30を披露した
- タイ市場で稼働している当社の研削盤はおよそ300台‐2010年にシギヤタイランドが設立され、翌年からサービスのフォロー強化に乗り出した。現地法人の社長には、このほど、本社の中川方仁取締役が着任、兼任していくことになる。
- 「1台目は営業が売っていくが、2台目以降は、保守・メンテサービスを通じて顧客に安心頂き、信頼を得て、新たな仕事の発生時には、当社を意識して頂けるよう、努力している」とタイメタレックス会場に顔を出した小林浩営業部長は語る。
- タイ屈指の工業団地であるアマタナコン工業団地には、シギヤユーザーも多く、スペアパーツの交換ほか、日ごろからの稼働状況などをヒアリングし、仕事が滞ることのないよう心がける。「日本から移設のシギヤ製研削盤が多く、20年、30年と、お使いいただいている場合も珍しくない」そうだ。
- タイメタレック出展は、今回で6回目。海外向けの円筒研削盤としてリリースしているGPLT‐30を初出展した。因みに台湾で生産が始まった機種となる。
- 「日系のみならず、タイのローカル企業でも、シギヤ製円筒研削盤が稼働しており、タイ人スタッフによるサービスの充実で、日系、ローカル双方からの評価を今後も得ていけるようにしていきたい」。