安田社長に聞く安田工業の現在。「多様な産業からの受注で成果。ピーク時に比肩」、過去最高の売り上げが射程に
出展機種には日本的な桜の花が施されていた
- タイメタレックス会場の山善ブースでアテンドしていた安田拓人社長にインタビューを行った。
- 「今期、過去最高の売り上げ達成を掲げてスタートし、現段階で、その数字が見通せる状況になってきた」と安田社長は語る。
- 半導体、自動車、航空機、工作機械・・・多様な産業からの受注が好調に推移、ピーク時に比肩する実績が伴っていると言う。
- 機種的に見れば「YMC430は、微細加工の分野で、着実に浸透し、当社の『顔』としての地位を不動のものにしつつある」。
- 国内外比率は、全体の分母を上げつつ、6対4と国内が若干多い。
- 「海外では、やはり中国が大きい市場。 タイでは、日系企業の顧客が多く、今回の訪タイに合わせ、工作機械メーカーを訪問した。各社とも活況で、心強い限りだ」。
- 今後も高い伸びが期待できる航空機分野(エンジン加工)では「当社の機械の剛性の高さが、工具の寿命を伸ばし、精度を上げ、効率の点でも、アドバンテージが高いとの評価を受けている。また、自動化の提案で、浸透してきた経緯もある」。
- 最大ではなく、最高を目指す‐安田工業のスタンスにブレはない。