DMG森精機の連結決算は、売り上げ4296億6千万円。生産実績では1万5百台に。
- DMG森精機の2017年12月決算(連結)によると、売り上げは4296億6千万円、営業利益は293億9千万円、税引き前当期利益は248億円、親会社の所有に帰属する当期利益は152億6千万円となった。因みに2017年は「フル連結」初の年となった。トピックス的には、日工会シェア、世界シェアともにアップしたと言う。
- 5軸加工機、システム化、複合機といった高付加価値機、高機能機の販売増によって受注単価が上昇、2017年は、前年度比22%増の4480億円という結果をもたらし、2018年の受注は「固めの」4500億円以上に設定した。
- 最新機種では15機種を市場投入し、計164機種となったが、2020年には130機種へと集約していく計画。生産実績では10500台で、2018年の生産計画は11500台に設定している。
- 「日本での5軸加工機の動きがアメリカやドイツに比べ遅い」(森社長)との認識に立ち「全国50社にDMU3rdGenerationを1年間、貸し出す」(2018年5月~)ことで需要を喚起したい考えだ。
- 2018年12月期の連結業績予想では、売り上げ4500億円、営業利益350億円、親会社の所有者に帰属する当期利益では200億円を予想している。