蓼沼社長「JIMTOF通じ、オーダーメイド対応品を標準化へ」‐ケミック
売れ筋商品は「ケミクールフュージョン1、2」
- 今期も半期を終えようとするタイミングでケミックの蓼沼社長を訪問した。
- 「4月~9月という括りでは、数年来、継続している増収基調に変化はない。好調に推移している。しかしながら、原材料の高騰と品薄感は、さらに強まり、支配的となり、断腸の思いであるが、9月から値上げの実施をさせてもらった」と言う。
- 売れ筋商品では2014年のJIMTОFで発表したケミクールフュージョン1、2が市場でヒット、ケミックの「成長株」の位置を占めるに至っている。
- 「1は汎用性の高さと使いやすさで差別化し、2はプラスして切れ味アップを追求した商品。2年後の2106年のJIMTОFでは、植物油ベースのAT‐E2を披露し、今回は、まだ形にはなっていないものの、生産性の高さと安全性の高さが求められる現場への提案で、注目して頂ければ」と訴える。
- 正確に記せば、形になっていない、と言うよりも、環境や工場美化にも配慮している、オーダーメイド対応の高付加価値商品を今後、標準化していく。
- 「2年に1回開催されるJIMTОFのタイミングで、新製品を発表してきた。価格だけの選択肢ではないニーズは、ソリューションの提供に繋がっていく。ブースでは、お困りごとを、できるだけヒアリングし、課題解決に向けた、お客様との相互交流を活発に行っていきたい」。