ユキワ製G1チャックで、1000分の5を切る振れを精度実感したステップミル(秋田県・にかほ市)

ユキワ精工株式会社

ユキワ精工株式会社

スーパーG1チャックの振れ精度の高さを評価する齊藤専務

 

  • 個人創業で「ホップ」し、平成16年に法人化して「ステップ」を踏んだ「ミーリング加工業者」と言うのが現在の社名の由来だそうだ。
  •  平成21年に入社した創業者の子息で専務の齊藤将氏は「秋田を中心とするおよそ10社からの精密加工部品受注が核を成すが、なかでも材料屋さんからの仕事が3割から5割と大半を占める。手で持てるワークサイズから、一歩進んで、よりメリットが享受できる重量物のワークで結果を出せるよう、努力している。天井クレーンを機械ごとに走らせているのはそのためだ」。
  •  因みにこれまで200キロ程度までの重量物加工の経験があるそうだ。
  •  齊藤専務は、高卒後、汎用機を扱えるようになるため静岡で5年間「修行」した。「手で覚えた感覚は、NC機を駆使するうえで、幅広く活かしていける」からに他ならない。
  •  アルミ、鉄、ステンレスといった一般鋼が被削材の主体。ロット数は1個、2個が基本。納期は1週間から2週間。工場は常に改善、改良を促す時間を確保するためにも繁忙期以外は、「フル稼働状態にはしない」方針を採る。
  •  「公差±100分の2を狙える精度」基準がこの現場の特長。機械はヤマザキマザック製がほとんどで、ATCにはツーリング60本装着されている。来年3月には、さらに『VCN‐530C』というマシニングセンタを導入する計画だ。
  •  ユキワ精工との出会いはおよそ5年前、担当営業の椿氏から「デモで使っていただけないか」との提案に応じ、10本購入したことに始まる。
  •  「ツールの振れを意識することがあまりなかった。が、リーマ加工でスーパーG1チャックを使ってみると、その穴精度は、ゼロゼロのピンが入らなかったほど。1000分の5を切る振れ精度を実感した」と、「振れ」に対するインパクトは強烈だったようだ。
  •  その一方で、強力な把握力という面での「検証」として「ラフィングを掴んでどこまで耐えられるか」に挑んだが「抜けもなく、音も静か」と、満足のいく結果に。
  •  「ラフィングからチップ交換式に代えて、小径用にも適用している。スーパーG1チャックは、現在、50本近くにまで増えているが、今後、タップ加工以外は、スーパーG1チャックで揃えていく考え」として、来年早々の機械導入に合わせて、30数本のスーパーG1チャック購入を決定している。
  •  齊藤専務は、今年5月に現場を離れ「現場をいかに回すか」に専念。他に会社案内の製作、HP製作、見積もりへの対応・・・「ジャンプミル」と、社名変更される日も、そう遠くなさそうだ。

 

スーパーG1チャック「目白押し」

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工場内の様子。天井クレーンは、重量物加工のメリット追求で活躍する

工場内の様子。天井クレーンは、重量物加工のメリット追求で活躍する