ダイジェット工業の国内営業部長就任の福井氏インタビュー。プロセスマネージメント強化打ち出す。

ダイジェット工業株式会社

ダイジェット工業株式会社

国内営業部長に就任した福井正徳氏

 

  •  15年ぶりに国内営業の任に就くと言う。
  •  「前営業部長だった堀からの、西日本のお客さんへの引き継ぎからスタートした。トップの代替わり、社屋の新設など、客先の印象としては、ガラッと変わっている」。
  •  営業体制の改革の中で、12月より営業部は、国内と海外に分けられた。
  •  「営業活動及び業務作業を効率化し、生産性を上げ、アウトプットを確実に、と言うのが趣旨。従来は数字だけを追い過ぎてはいなかったか。目標に対するプロセスマネージメントの強化をしっかりとやっていきたい」そのうえで「利益率を志向する体質へ」という所信を語る。
  •  金型、自動車、航空機‐というメインターゲットは、半ば、すでに設定されている。
  •  「やりたくても『できない製品』は『できる製品』に。『できる製品』だが『時流に合わない製品』はやめていく」。  今期も、1クォーターを残すのみとなった。
  •  「1月7日から3月末までウインターキャンペーンを実施する。当社から見れば来期に向けた『種まき』であり、お客様にとっては『味見』していただく機会。双方が、期末に向けていい結果が出せるよう、いい汗をかいていきたい」。  ダイジェット工業が創業80周年を迎えたが、流通組織である東日本特約店会、西日本特約店会もそれぞれ20周年を迎える。国内営業の舵をどのようにとっていくか。手腕を発揮するタイミングでもあるだろう。
  •  1985年ダイジェット工業入社。大阪市平野区の出身で、昭和37年生まれの56歳。ジム通い3年で7キロの減量に成功したという。