淵本鋼機の主力の切削工具の伸びは上半期(6月〜11月)、対前年同期比2桁近い伸び。プロダクティブフェア開催は4月5、6日に
淵本社長
- 切削工具分野の売り上げが6割と、コアの販売商品に位置付けられる、この分野の半期(昨年6月~11月)の足取りについて淵本社長は「対前期比2桁近い伸び。切削工具は機械設備と違い、ほとんど毎日のように客先の現場に足繁く通い、密着度を上げていくことが重要。新たなニーズとして、工具管理システムへの関心も高まっている」と言う。
- 人手不足を背景に「IoT」の具体化が検討されており「システムの環境提案としては、これからが本番を迎える段階」と考えているようだ。
- 淵本鋼機のコーディネイト能力と言えば、たとえば、2016年から毎年、長岡市が出展するタイメタレックスでも発揮、筆者も昨年、目の当たりにした。
- 「バンコクに事務所があることを知った長岡市の職員の方から、出展各社のコーディネイトの依頼を受け、今回で3回目を迎えた」。
- 長岡で育てられた商社ならではの「目線」も、ブースで感じられた。
- ところで、淵本鋼機は、今年の11月22日に記念すべき節目となる創業70周年を迎える。
- 「生産財の取り扱いでスタートし、私で3代目。社長就任から、ちょうど今年で10年になる。取引メーカーでは、ダイジェット工業さんとの付き合いは古く、地元では理研製鋼、第一測範、その後、工具メーカーでは、外資系のサンドビックやイスカルなどとの関係が深まっていった」。
- 4月5、6の両日には、創業70周年を記念した「プロダクティブフェア2019」が開催される場所はハイブ長岡。テーマは「切削加工のソリューション」と定められた。