東陽が賀詞交歓会開催。海外進出30周年で羽賀会長がスライド上映で、世界でも活用を!と訴える。羽賀社長は今後ともいい製品の提供アピール

株式会社 東陽

株式会社 東陽

挨拶する羽賀象二郎社長

 

  •  東陽の新春賀詞交歓会が7日、刈谷市内の産業振興センターで開催された。
  •  冒頭、羽賀昭雄会長が挨拶に立ち「1988年、PTSを設立し、海外進出を果たしてから30周年を迎えた。当社は、日本のみならず、世界でも活躍していることを説明させて頂きたい」と訴え、その歴史をスライド上映で参加者に披露した。
  •  海外進出はアメリカを皮切りにスタート。自動車の海外進出を本格的にフォローしていくため、サービス第一を掲げ、第一期、第二期・・・と、時を刻みつつ、実際にそこで働く人々を活写しながら、講習会実施の模様や物流センターの状況等、着実に歩んでいった様子が跡付けられた。
  •  2013年にはメキシコへの進出を遂げ、また、北米のみならず、相前後してタイや中国、インドネシア、インドといった国々にも進出。文字通り、世界で活躍する、東陽の歴史がそこに刻まれていた。
  •  だが、忘れてならないのは昨年のアメリカで挙行されたイベントでも寄せられた「羽賀会長、ありがとう」というメッセージだろう。スタッフのたゆまぬ努力は当然としても、羽賀会長の存在抜きには海外進出30周年は語れない。
  •  上映後、登壇した羽賀象二郎社長は、EVや無人運転が主流になっていくのかと、自らに問いかけながら「ソフトウエアや電動化の会社が設立されるなど、我々の客先も変わろうとしている。調整局面もあろうかと思うが、自動車販売は減っていない。エンジンの小型化やハイブリッド技術といったレベルのアップに磨きをかけながらでも、これからコアとなっていく技術の獲得は可能だと思う。いい製品、いいアイディアの提供を今後ともお願いする」と結んだ。

取り引き各社に賀詞交換する羽賀昭雄会長

挨拶する羽賀象二郎社長